出雲大社への旅 そのU

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スローライフ日誌

2013年06月03日

倉敷から岡山自動車道、中国自動車道、鳥取自動車道を乗り継いで、日本海側に縦断、鳥取に出た。
バスで3時間くらいの旅。思ったよりも早く着く。道路脇の山々の木々が一面深緑に覆われて、都会ではめったに見られない世界でこころ潤う。

鳥取砂丘

日本一の大砂丘
今は林や畑、宅地になっている部分も昔は砂丘だったとか。


このリフトで砂丘まで行く。


リフトを降りて後は突端まで歩く。
これがかなりの距離がある。
往復30分はゆうにかかる。

大変な強風が吹きすさぶ。
あの砂丘の突端まで行ったが、30m下の波打ち際に吹き飛ばされそうで、難儀した。
帰ってきて、昼食のレストランで何だか足が変だ。靴がぼこぼこになった感じ。
靴を脱いでみると、底に砂が溜っている。さらさらと入り込んだのだ。
(帰宅して使用していたリュックサック風バッグを整理していたら、何とボケットや底にさらさらの砂が溜っていた!)


足立美術館

島根県安来市にある。
広大な美術館だ。
付近の山々を借景するために買い占め、滝を作った。
アメリカの日本庭園専門誌で毎年「庭園日本一」に選ばれているという。成る程外国人が見ると素晴らしいかも知れないが、日本人の目からは無機質すぎて懐の深い穏やかな庭園の感に欠く。


屋内からは壁をガラスにして、生の掛け軸や生の衝立絵に工夫している。
左側がそれ。

横山大観や川合玉堂らの日本画、北大路魯山人の陶芸作品などが数多く展示されている。
観光バスで各地から見学客がやって来る。見学客の殆どが大声で話したり素人見立てをしていて、美術品鑑賞マナーがなっていなく、辟易してしまった。美術館の品格もこれでは下がってしまおう。


八重垣神社
島根県松江市にある。
八岐大蛇退治で、すさのうのみことがいなたひめを助けて、夫婦になり大国主命が生まれた
すさのうのみことといなたひめを祀っている。
夫婦縁結びの元祖


神社の奥にある「鏡の池」
ここでいなだひめは姿を映し髪を梳ったという伝説がある。

この辺りは、小泉八雲(ラフカディオハーン)が好きそうである。

泊まりは皆生(かいけ)温泉
塩湯の温泉でよく温まった。

 

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