従姉妹と昼食

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スローライフ日誌

2013年10月15日

従姉妹を昼食に誘った。
従姉妹といっても、ずっと昔に死んだ従兄弟の奥さん。87歳かな。
再婚もせずにずーと従兄弟の家庭を守り育ててくれている。
最近まで同居していた曾孫の面倒までみていたが、曾孫が二人にもなり、世話も大変なのかどうなのか、見かねたのか、甘えて同居していた孫娘一家は近くに別居して、従姉妹がせいせいと一人暮らしを始めた。
遊びに来て、と電話や道でばったり会うと言っていたがなかなか行けないでいた。
で、また道ですれ違った。
こちとらは歩行で、従姉妹は颯爽と自転車で!
従姉妹は背筋もすっきり伸びて若返ったように見受けた。
頼まれ仕事の編み物を届けた帰りだという。
長々と立ち話をして、遊びによってね、で別れた。
また行けず終いにならないように、今度は直ぐに手はずを整えた。
駅向こうのイタリアン・レストランに昼食に誘った。二つ返事でOK。
近頃は散歩仲間がみんな歳取ってしまい散歩してないとて、私よりはむしろ速く歩く。
彼女の先導で、いつもと違った道を目新しく歩いた。

レストランでも美味しそうに食べた。わたしは好き嫌いはないよ、と。
いろいろと話した。
支払いの時、どうしても割り勘だときかない。こちらは誘ったつもりなのだが…。
彼女の芯の強さを改めて知った。
あのくらいの強さだからこそ、女手一つで、子供たちを立派に育て上げたのかな。そして、孫や曾孫までの面倒をみて。
そして若い! 人の面倒見は無類いい。気さくで心持ちがいい。
その孫、いまはお婆ちゃんと別居して1歳と3歳の子育てに奮闘中か、3日に1度はやって来て、子供をお婆ちゃんに預けてソファでぐっすりお昼寝らしい。
微笑ましくて、いいことだ。

 

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