
宿泊ホテルの前

ホテル前の通り。
路面電車が多い。
環境問題への取り組みとして、欧州では路面電車の復活が目立つ。
そして、全て乗車口が地面に傾くようになっているリーニング式。
車椅子で乗れるバリアフリースタイルだ。
スフォルツェスコ城壁
15世紀にルネサンスの名君スフォルツァ家がヴィスコンテ家の城跡を改築。居住装飾はレオナルド・ダ・ヴィンチが手がけた。
現在の(もう亡くなったかな?)イタリア映画巨匠のヴィスコンテ監督はこのヴィスコンテ家の末裔。


バスを降りると、ビルの向こう上にドゥオモの屋根や尖塔が見える。

側面

大きくて、全体は入らない。

ファサードは見事な彫刻で飾られている。
正面扉
ブロンズの見事な扉はミラノの歴史が刻まれている。

荘厳な主祭壇を望む。

ステンドグラス

キリストの生誕など、聖書の場面場面が描かれている。
昔は市民は字など読めなかった。そのためキリスト教の終えを伝える絵本の役割がある。

修復された、新しいデザインのステンドグラス。

主祭壇。
左側はパイプオルガン。

クリスマスの飾り付けが残されている。
だいたい1月中旬まで残っている。

最古のステンドグラス。
上部のバラの模様が美しい。

床を修復している。
色は自然の大理石の色。
たしか、壁や床は木造かレンガ造りで、表面に大理石を張っているのだったかな。

明かりの下の小さな穴から太陽光線が下の床に差し込み、それで星座の暦を測った。

下の床にずーとこのような星座が描かれている。

これがガッレリア側からの斜め正面。

ドゥオモ広場とスカラ広場を繋ぐ荘厳なアーケード、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアの入り口。

十字型の巨大アーケード。
1階は店舗。2階以上はオフィスや住居。

中央のドーム。
鉄枠にガラスがはめ込まれている。

ドームの四角にはミラノからみて東西南北にあたるアジア、アフリカ、アメリカ、北ヨーロッパが描かれている。
これは黒人がいるからアフリカ?

プラダ本店。

マクドナルドはどぎつい赤白は許可されずに、黒クリーム色である。
たしか、ここへのマクドナルド出店騒ぎが発端で、イタリアのスローフード運動が起こった。
広場を囲んで、スカラ座がみえる。


スカラ座と正面に建つのが市庁舎。

スカラ座に向いて中央に立つ、レオナルド・ダ・ビンチ像。
4人の弟子に支えられている。
「スカラ」とは、ヴィスコンティ家にお嫁にきたお姫様の名前。
彼女のために教会を建てたが、その後劇場としたので、「スカラ座」。
5ユーロで劇場内見学。
  
  マリア・カラス没後30年(?)を記念して、彼女の衣装類の特別展示があった。
  それはそれは煌びやか!
  案外小振りな女性だったの?
  そこは、撮影禁止。
  そして、モスクワ歌劇団の生のリハーサルをガラス越しの天井桟敷から観られた。
  ラッキー!
素晴らしいバリトンが生で聴けた。

撮影が許されているロビーの大鏡前で、パチリ。

ブッツィーニの胸像。

ロピーのカフェ。

ロビーの回廊。
ここで、素敵なドレスで着飾った貴族たちのロマンチックなやりとりがいろいろとあったのだね。
ドカティーの国。
そして、「ローマの休日」ではないが、オートバイが多い。
それと、ミニカーが目立つ。


花屋さんのきれいなディスプレー。

これは何だったけかな。
とにかく教会。

これも何だったかな。

これも。
ラファエロの「マリアの結婚」、フランチェスコ・ヘイズの「口づけ」など、500点を超える絵画を所蔵する絵画館。
  ロンバルディアなとナポレオンによって征服された地域に由来する作品が多い。
  ここにはいわゆるブレラの芸術の一部しか展示されていない。他の多くは、サイズが大きかったり、教会におくべきだったりで、公的な役所や教会にあったり、あるいは倉庫にぎっしりとしまわれている。
  もともとはサンタ・マリア・ディ・ブレラという教会で、そこがミラノのテンティ・コスマエ・ダミアノ・アッラ・スカーラ教会の4点の祭壇画をここに収集したことから、作品の収集が始まった。
現在。1階はミラノ美術大学。
美術館は2階のみ。


中庭中央にナポレオンの像。

美術館入り口。

1階の美大廊下。
さあ、あこがれのベニスに向けて、3時間30分のバスドライブでーす。
    
    
    EU統合で国境がフリーパスになり、国境を越えて物資を運ぶトラックが猛烈に増えているそうだ。
  
  途中、雪を頂いた南アルプス山脈(チロル山脈かな?)を左手に見て、ベルガモの街も通り過ぎて、ひたすら走る。
  
  
  
      ヴェローナにて、トイレ休憩。
  ここの土産物屋でイタリア雑貨の買い物のおもしろいことに、病みつきになる。
  買った、買った!
  ピエロ人形、チーズ(パルメジャーノ・レッジャーノなど)、チョコ、帽子、ドライトマト、ピノキオ、etc.etc.
  いけない。イタリア人はフランスは嫌いなのだった。
  
  *要注意は ハム(パルマの生ハムは有名ーいわゆるパルマハム)類。日本におみやげとしては持ってこられない。検疫で没収。お店の人は売るために何でも言うけど。「大丈夫よ」と。 商売上の日本語は微妙に巧みだ。大勢の人が騙されて買っていた。道中食べるには何ら問題ない。が、食べている暇はないぞー。
  
  ベニス着。
  お疲れ様、運転手さんもね。
ベニス泊です。
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