2日目

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ミャンマーの旅 6日間

古都バガンへ

中部地方にある遺跡の地バガンへは飛行機国内線で行く
汽車だと18時間とかかかるそうだ。旅の途中で目にした線路は全て単線だった。鉄道はそれほど普及していないのではないかな。
代わりに飛行機は早朝というのに大賑わいだった。
座席指定はなく自由席の場合も多いとのことだったが、座席指定だった。

ヤンゴン発     07:15  W9143  W9/EASTWIND CAPITAL (懐かしい双発のプロペラ機だ!)
バガン・ニャウンウー着 08:35

 

バガン観光開始

古都バガンは、エーヤワディー川(イラワジ川)中流域に広がる平原に、無数のパゴダや寺院が林立する仏教遺跡がある。
1044年、ビルマ族による最初の統一王朝が築いた古都。
4000以上のハゴダや寺院
があったが、近年の地震で壊れたものも多く、それでも現在2800ほど残っている。
カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドールと共に、世界三大仏教遺跡といわれる。
パゴダ、寺院ともに仏舎利の意味合いであり、パゴダは外回りだけ、寺院は中に入れるものをいう。
権力者から庶民まで幅広い人々が建立したので、大小さまざまある。
これら全ては、外回りでも素足でしか拝観できない。

先ず、ニャンウー市場へ
庶民の台所である。


タナカという、ある木の皮を摺ってペースト上にしたものを、日焼け止めや暑さ対策としてそのまま顔に塗る。
大抵のミャンマーの人々はつけている。
写真の二人も。チョウさんも。


向かって左側ね赤みのあるものはトマト、右側緑のものはナスだそうな。


巻たばこのようにしてこの葉に包んで噛む。噛んでいる人の口元は皆赤い。びんろうのようなもの。



魚屋さん。


バナナ


茶葉を蒸かしたもの。これとピーナツや唐辛子の効いた海老などの干物のほぐした物などとあえてお茶請けやおやつにしている。
どの店にいってもサービスでお茶とともに出てくる。

街に出た。
賑わっている、というよりは混雑、渋滞。

 

シュエジーゴン・パゴダ見学

方形の基壇も聳える巨大な仏塔も、金箔で覆われている。
バガン王朝屈指のアノーヤター王11世紀後半に建立を開始、彼の死後チャンシィッター王が完成。
仏塔の四角にも黄金の小仏塔がある。

境内の小さな仏間には古代からの信仰ナッ神や精霊が祀られている。


熱心にお祈りをしている人々。
ミャンマーの人々は信心が厚く、真剣にお祈りし、寄進している。


托鉢中の小僧さんたち。
ミャンマーでは、男子は一生に一度は僧になり仏に仕える。
小さい子供が、食い扶持を減らすために寺にあづけられることもあろう。


タマリンドウの大木。
実をすりつぶして乾燥させ、甘いお菓子となる。


建築当初の建築技法で、この辺りが湿地帯だったため、水平を保つために、小さな水たまりに天辺を映させて図っていたとか。
ほんとに小さな水たまりだ。

 

 

洞窟寺院
中は美しい壁画がたくさん施されている。いづれ仏教の教えや歴史について。
暗くて殆ど見えない。懐中電灯が必需。撮影禁止。

 

ティロメロー寺院

 

アーナンダー寺院

11世紀、シュエシィパコゴダを完成させたチャンツィッター王が建立。


外壁も巧妙。

パダウン族の女性が寺院境内で織物をしていた。
パダウン族の女性は、5歳の時5個のリングを首と足に付け始め、思春期に達したとき、結婚する時、家族に幸福が訪れた時、首輪を増やす。
このリングは取り外せるそうで、私がこの布を買って肩にかけたら、指でgooという仕草をしてくれた。おきゃんさんだ。67歳だそう。

建立当時に造られた仏像。


像は近くで見ると厳粛なお顔だが、離れてみると微笑んでみえる。

別の一面を見せる美しい裏側の外観。

 

さて、昼食!
エーヤワディー川のほとりのレストラン。
爽やかな風がふきわたる。


 

昼食のあと、宿泊ホテルで昼休み。早くチェックインができたようだ。
そして、3時に再集合。

ホテルはロッジ形式。

我が部屋。

 

午後の見学

兎に角、たくさんパゴダがあり、走る観光バスから撮るがうまくいかない。

バスが駐まってくれた。

 

 

バガン特産の漆器工房

ミャンマーの漆器は、木材ではなく竹籤をくるくるとつなぎ合わせて器状にしたものに漆を塗る。

これは竹籤を絹糸で縫い合わせていくもの。
仕上がりが柔らかい器になる。

"漆ーうるし"と言う言葉は、ジャパンと同意語のはず。日本のことを表わすのだが、ミャンマーにも古くからあったのだ。1000年の昔から伝わっているとのことだった。

 

ダビィニュ寺院

表側。


この像は望みをかなえてくれるとミャンマー語で書いてあるそうな。

 

日本人戦没者慰霊碑

この僧が寺の境内に安置していてくれる。
良く来てくれたと、大層もてなしてくれた。


このバナナは小振りで美味しい。
ピーチャンというそうだ。

寺の入り口。

 

 

シュエサンドー・パゴダから夕日鑑賞


既に大勢の人々が登っている!
あの一番上まで、素足で登ります。

登りました。日没までは辺りの景色をたんのうします。
無数のパゴダや寺院が建てられているのが一望できる。
絶景!!

日没。
稜線にパゴダの塔が幻想的に浮かぶ。

 

夕食は、伝統芸能「操り人形」を楽しみながら中華料理。
ミャンマー料理も中華料理もあまり変わらない。

大変見事な操り人形で、眉毛まで動く!!!
ブッダの話しやナッ信仰の物語など、およそ見当がついて、おおいに楽しんだ。

 

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