恩師宅訪問

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九十九里浜日記

2010年05月10日

朝の草取り作業をほとほどにして、隣りの山武市成東町にある小学校時代の恩師宅を訪問。
めったに伺えないか、急にお会いしたくなったので。

お昼に筍ご飯を食べましょうということで、どうぞどうぞと。
高い丘になっている裏山の向こうまで自所。
孟宗林や樹齢何百年も杉林、その先に栗林と、手入れや管理はたいへんでしょう。
家が二棟と、2台用車庫の2階が豆本や希本などを蒐集している私設図書館と、蔵。
そのまた庭が広くて、先生は草取りがたいへんでしょう、これは、ね。

その裏山の筍をご馳走して下さった。
今朝とったという筍の筍ご飯に筍の味噌汁、筍の煮付けと、筍尽くしで、美味しく、贅沢三昧。
美味しいおいしいとお変わりしたほど。

豊海(とようみ)小学低学年で担任をして頂き、高学年のときこの成東の旧家にお嫁入りしたときも覚えています。
以来姉のように慕っている先生です。

ご主人様も側で私たちのお喋りを、うんうんと頷きながらにこやかにされていました。

当然、帰りに筍の煮付けや筍ご飯用に具など頂き、さらに今朝採ったばかりの大きな筍をお土産にいただいて。
教えて頂いたとおりのレシピーで筍の味噌汁と煮付けをつくりました。
筍ご飯は具を頂いてきたので混ぜます。
煮付けはたくさんできたので、隣りのおばあさんにお裾分け。

いい日でした。
なかなか都会に帰る気がおきません。
九十九里町役場に務める幼なじみの所によってコーヒーをいただく。
「なかなか千葉市の家に帰る気が起きない」とわたし。
「都会になんか住めないよ」と彼。
丁度今時は田植えが済んで、青々とした素晴らしい田園風景が広がっている。


田植えの済んだ田と町役場関連施設

トロイ遺跡発掘で名をはせたシュリーマンが発掘にかかる前に世界一周をしていて日本に寄って、「礼儀正しく、整然と自然が手入れされている美しい国」というような絶賛の記述を残しているが、彼が寄った時期が梅雨の頃だった。当時は田植えは梅雨の頃でした。

 

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