映画監督松井久子

トップ > 日記

スローライフ日誌

2012年11月04日

過日、久々に松井久子さんに会った。
異業種交流会の老舗である三木会に講師として来られた。
私は彼女とは10数年前に知り合った。
ある女性の会を7人で造った。お互いそのメンバーとして。
彼女は当時自主監督製作した映画第二作目「折り梅」を、公開に向けて頑張っていた。
一作目は「ユキエ」である。
「ユキエ」も「折り梅」も私はビデオでもっているのだ。
私もばりばりの現役で意欲満々、多忙を極めていた頃だったな。

相変わらずの彼女は、今も張り切っている。久方ぶりにしっかりした話しを聞いた気持ちになれた。
三作目の映画「レオニー」も順調に日本全国の上映会で大好評の由。もう300万人かな、の人々に観てもらったそう。
海外での上映も企画中とのこと。
「レオニー」はDVDで買った。
「レオニー」は、天才彫刻家イサム・ノグチを生み育て、自らも波乱の人生を生き抜いた一人のアメリカ人女性レオニー・ギルモアの生涯を綴っている。
レオニーが愛した男野口米次郎を中村獅童が演じている。この野口米次郎という男は当時世界的に名の知れた詩人で日本人では最初にノーベル文学賞を取るのではないかと言われた人らしい。

私と同年配の松井さん、凄いエネルギーを持っている。
10何億もの資金を調達し、何百回と日米を往復し、そして穏やかに暖かく人と接している。
並大抵の力では出来ないことだ。
そろそろ歳なので、と言うから、今満足し仕事を止めたら続かなくなるから是非第四作目に挑んで下さいと願ったら、構想はあるようだったのでまだまだ大いに期待している。
いつも良質な映画を有り難うございます。

 

[前の日へのリンク]← 
→[次の日へのリンク]

NewChibaProject