立冬

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スローライフ日誌

2014年11月08日

立冬も過ぎて、季節は暦通りに営まれている。
庭の大きな柿の木の葉は殆ど散り、一面に敷き詰められた。
近所のおばあさんが、丹精している畑仕事の帰りに、小菊が咲いたといって嬉しそうに我が家にもたくさん分けて行ってくれた。お陰様で家中花盛り。
近所の方々が、さりげなく美味しい物を届けてくれる。めったに間食や甘い物は食べないのだか、これ有り難いとばかりにしっかりいただいているためか、体重が2kgも増えてしまった。
そうでなくても人間も含めて動物は、冬場冬眠に備えて皮下脂肪だか蛋白質だかを蓄えるので体重は増えると、以前エステに通っていたとき聞いたことがあるな。まっ、いっか。でも気をつけよっと。

このところ、歳相応に、身の周りにいろいろと起こる。
親しい人が痴呆症と診断されたと聞いた。私はうすうす気付いていたが。
親しい人が公園にラジオ体操に出て、終えてラジオと携帯電話をベンチに置いたままちょっと辺りを歩いて帰ってくるともう無かったと聞いた。
古い友人が病に冒されそろそろだめだという。彼は今年のはじめにやはり病気で奥さんを亡くした。

今時の社会、皆疲れているな。こちらが心身弱っているとなんともしてあげられない。
今、今年16歳でノーベル賞を受賞した少女マララさんの本を読んでいる。ほんとに計り知れない凄い子だ。現代のイエス・キリストかも知れない。
わたしも元気をもらって少しは頑張って、気分転換にウォーキングでもしてくるかな。転ばないように、トホホッ。
身も心も固まってしまってはいけないな。身も心も弱っていると他への配慮などとてもできない。自分の世話で精一杯だ。
よし、頑張って身体を動かしてこよう。 "自分が強くなければ他に優しくなれない。優しくなければ人ではない" と。
心と身としっかりもって、この冬も元気に乗り越えようよ、ね。

九十九里の幼友達から電話があった。庭の植木を剪定しておいたよ、今度何時帰ってくる? と。
転んで手を痛めて車の運転がまだ無理だから少し待ってて、といったら、爆笑。歳とってんだから気をつけなきゃぁ、足でなくてよかったよ、と。歳とってくると治りも遅くてね、と二人して大笑いとなった。

 

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