豆腐屋

2004年12月12日(日)

 午前中、建具屋がきて、いたんでいた扉を取り替えてくれた。

 杉の鉋屑を、捨てないで籠に入れて、自然の芳香剤に仕立てた。

 畳のみならず、新しいものは気分を晴れ晴れとさせてくれる。

 外の草取りをしていたら、自転車に乗った豆腐屋が、「寒いですね」と声をかけてきた。昔から、両親がまだ健在のころからの馴染みの豆腐屋である。

 「お豆腐、ある?」とわたし。「うちではお宅のお豆腐が美味しくて…」というと、「いつも買ってもらってたから。死んじゃってはダメだよね。」

 この豆腐屋も、かなりの歳のはず。「風が吹いてて」と、自転車をこぐのでは寒さが身にしみるのであろう。

 独特の手づくりらしい、柔らかな豆腐を久々に湯豆腐にして食べよう。

 曇天、ぽつぽつきたりしているので、庭仕事はお仕舞い。

 お昼から、美味しい湯豆腐をつくり、「九十九里浜焼き」という九十九里浜の砂を使った焼物の小振りのマグで、千葉の酒飯沼本家の「吟の舞」という地酒を冷でいただいた。

 毎日が日曜日の暮らしなのだが、天下の休日はやはり休日らしく!

 

2004年12月11日「冬支度」← →2004年12月13日「綿入れ

[掲示板][九十九里浜便り][日記]

NewChibaProject